【努力賞】
【テーマ:仕事をしたり、仕事を探したりして気づいたこと】
軍人という職業をしながら私が感じていた点
日本大学商学部  イ ジョンヨン  24歳

現代の人たちは、多様な職業に従事しています。世の中には本当に多くの種類の職業が存在して、各自自分の職業を持ってみんな一生懸命生きています。

私は、世界の多くの職業の中で、私が経験したことの中の一つである軍人に対して述べたいと思います。

私は韓国人として2年間軍隊に行って来ました。

もちろん、私の意志よりは義務であるために行ってきたことです。そこでも多くのことを学ぶことができました。

第一に忍耐力について学びました

軍隊に入ると戦争に備えて様々な訓練をします。もちろんそういう訓練は本当に大変です。一度は、100kmの行軍という訓練をしたことがあります。文字通り戦時状況に備えて戦時作戦地まで20kg近くになるカバンを持ち一日に14時間2日にわたって100kmを歩く訓練です。

初めて練習を開始したときは、10kmまではみんなお互いに笑って騒いで歩いて行きました。しかし、10km以上を過ぎたら、みんな言葉がなくなりました。だんだん足にまめができて、一歩を歩くときごとに足が痛くなりました。最初は軽かったかばんがそろそろ肩にのし掛かってきました。徐々に負傷者も生じて鎮痛剤をのみながら歩く人もいました。私も訓練をする時、これほど難しいと、途中で「放棄したい」という考えが何度も出てきました。そうする度に「次の休み時間までは堪えよう」、「次の食事時間までは頑張ろう」と自分自身の心をひき締めました。

結局そういうように私は100kmの行軍を完走しました。

練習が終わり、最後に思ったことがあります

私はこんなに大変な事を果たしたが、果して私がこの世にできない事があるだろうか

第二に社会生活で仕事をうまくする方法について学びました

軍隊に入ってある日、お使いをしたことがあります。

その日は上司より「作業に必要だから鉛筆を借りてくるように」と命じられました。

それで私は他の人のところに行って鉛筆を借りてきたことがあります。

そのあと私は言われました。「どうして消しゴムは借りてこなかったのか」と。

「上司が指示することだけする人は仕事ができない人である。上司の言葉の意図を把握しろ」と言われました。

そんな経験のために私はいつも

どうして指示をされたのか頭の中に考えて行動する人になりました。

私はこんなに軍隊に行っていろいろなことがありましたが大きく2つの点について学びました、私の意志よりは義務だったため、最初は心の中に不平不満が多かったです。

しかし、考えを変えて私がこの経験から学ぶ点はないかと思いました。

その結果、多くのことを学び、それが私の人生で一歩進んだきっかけになりました。

皆さんも現在今やっている仕事が気に食わなくて時間の無駄だと思いますか?

私もそう思いました。しかし、今そこには必ず学ぶ点があると思います。

現在は気に入らなくても不平不満ばかり言わないで、その経験からも学ぶ点を探して自分の成長の機会として使うべきです。

それこそが真のプロになる道ではないかと思います。

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