【努力賞】
【テーマ:仕事をしたり、仕事を探したりして気づいたこと】
バイトをして得たもの
札幌月寒高校  平森佳樹  19歳

私は、高校に入学をして直ぐに飲食店のバイトを始めました。その当時はただひたすら洗浄を2か月間やっていました。洗浄が慣れて3か月が経ったころに店長から、「そろそろ調理の方もしてみない?」と声をかけて頂き洗浄から調理の方に移りました。それからメニューを覚えるのに必死で調理どころではなかったのを今でもよく覚えています。それから1年後仕事も慣れてきて、メニューも覚えてお客さんに料理を出せるようになりました。

アルバイトをして2年目で初めてお客さんから「美味しい」と言われました。本当にうれしかったです。やっと認められたと思いました。それから料理をするのが楽しいと思えるようになりました。店では豚井も作っていて「佳樹君が作った豚丼がおいしい」と評判になるくらいお客さんからは好評をいただいています。本当に成長したなと自分でも思いました。

それから、アルバイトを頑張って続けて4年目に入ろうとしています。

アルバイトをしていて分かったことが3つあります。

1つ目は、自分に合った仕事はないという事です。それは、自分がその興味のある仕事に自分から合わせることで、自分に合った仕事になると思いました。

2つ目は、お金の大切さを知りました。お金をいただくこと働くことがこんなにも辛いとは思いませんでした。お小遣いやお年玉など貰うと自分の好きなものを好きな分だけ買ったりしていましたが、いざ自分が働いてお金をいただくと、お金を稼ぐ辛さを知ったので自分が欲しい物も我慢するようになりました。なぜかと言うと、お金を使うのがもったいないと思ったからです。

気づいたら節約家みたいになっていました。

3つ目は、人間関係です。職場の人との付き合いは簡単なようで難しいです。理由は、友達すぎず他人すぎずだと思います。仲良すぎても仕事に影響をあたえ、それが遊びになってしまうからです。しかし、仲良すぎてもよくなくても仕事での連携が大事なので、そういう面で職場での人間関係というものは難しいと私はそう思います。

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