【努力賞】
はたらくということとは
筑紫女学園中学校  三木優菜  15歳

私は「はたらくということ」とは、お金かせぐことだと考えています。なぜなら、今の社会は、何をするにしてもお金が必要です。そのためにはたらき、お金をかせいで、この社会はなりたっていると思います。そんな社会の中でいかにどれだけのお金をかせげるかというところが私は重要だと考えています。やっぱりはたらく地位や時間、はたらいている会社にもどれだけかせげるか決まってきます。

私には将来の夢があります。それは、社長になることです。私は将来ただたくさんかせげればいいと考えているので、「はたらくということ」はお金をかせぐこととしか言えません。ですが、「はたらくということ」ということを深く考える機会を与えてもらったので、考えてみると、ただお金をかせぐことだけではない気がしてきました。

では、改めて、私は「はたらくということ」で考えたことが三つあります。一つ目は、人との付き合い方を大人として学ぶ場であるということです。ただ、人との付き合い方を学ぶだけであったら学校でもできます。どんな仕事を選ぶか、学歴、話し方、人柄など全部一人一人の個性であり人権です。学校のように個性と個性がぶつかり合ってケンカになったとしても立ち合ってくれる先生は、仕事というところの中には、どこにもいませんし、たとえ個性と個性がぶつかったとしても、自分たちでなんとかして、前提としてぶつからないように個性を認めあって会社を支えていかなければなりません。そこが、大人としての人との付き合い方だと私は考えます。二つ目は、責任をもつことです。例えばあなたが会社を運営しているとします。社員が無責任なことをしました。当然あなたはその社員をクビにすると思います。社会人になって責任感のない人をどこの会社もやとわないと思うし、社会人になってはたらくという行為をするのであれば、やはり責任というものは、もっておかなければならないと考えます。誰もが責任をもって会社のためにはたらく、そんな会社は、社会にいっぱい認められていき、会社の中の地位ではなく、会社自体が社会での地位を上げ、大成功すると思います。そのために、社会人になる前に教育として責任をもって行動させるようにすることが考えられます。三つ目は、人の役に立つことです。誰かがはたらくことで誰かの役に立っています。それは、無料ではないですが、誰かの役に立って、会社のために楽しくはたらくということが一番だと思います。人の役に立つというのは、命にも関わってくることです。自分の命の時間をけずり、相手の命を助ける、それは医者などだけてではなく、全ての仕事が命に関わっていると思います。はたらくという行為をするにあたって、命に関わっているということをよく分かって仕事をしていかないと、「はたらくということ」の重みも分かりません。

このように、「はたらくということ」には、三つのことがあると考えました。でもそれはお金をかせぐことでもあり、ちがうこともあります。バイトをするにしても、「はたらくということ」には重みがあり、たくさんの人々が関わりあって、責任をもってするべきだと私は考えました。ただお金をかせぐということだけを考えるのではなく、「はたらくということ」はどういうことなのかをしっかり考え、社会人になるための準備をしていきたいです。

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