【佳作】

【テーマ:仕事をしたり、仕事を探したりして気づいたこと】
はたらくということ
筑紫女学園中学校  三山林架  15歳

少し前、学校のプロジェクトで、私は色々な仕事を知る機会がありました。そのプロジェクトには、いくつかの職場を一社訪問することができ、私はその一社であるテレビ局を訪問することになりました。訪問する前に自分達が調べられる範囲で下調べをしました。私は、そのテレビ局の歴史やテレビに映っているテロップなどのことについても色々ありました。調べてみて思ったことは、テレビに映って出てくる枠や文字などには一つ一つ名前があって普段なかなか使わないような言葉もあって難しいと思いました。そして、テレビ局には裏で支えてくれている沢山のスタッフさんがいるのだろうなと思いました。

訪問してみると、初めて見たものばかりでとても感激しました。スタジオも凄かったですが、放送するためにある沢山の部屋があり圧倒されました。そして、一つの放送を作り上げるために沢山の人が加わり、時間をかけ完成させていることも、実際に話しを聞き大変だなとも思いましたし、やっぱりすごいなと思いました。女性で働いている方々にも話しを伺うことができたのですが、結婚し子育てをしながらも働かせて頂いていると言っており、災害時など緊急なことがあったらすぐに出動しなければいけないのが大変とおっしゃっていました。私は、女性が結婚し、子供を授かってもちゃんと働ける環境があるのがすばらしいと思いましたし、大変な中、一生懸命働いている女性は輝いてみえました。私達は、訪問して学んだことを発表し、私もほかのグループの発表を聞いて思ったのが、どんな職業も一つの会社の中で色んな部門で働いている人がいて、皆がいるからその会社は成り立っていて、そんな会社が世の中に数々そろっているから人々は日常を送ることができていると思うと、働くということはどんな職業でも凄いことですし、甘くないと思いました。そう思うと、必要とされる人間になりたいと思うと同時に任せられるという責任の重さも感じました。

私は、将来の夢がまだ明確に決まっていません。どの職業もすてきだと思うからです。その一方で、どの職業も自分に勤まるのかと不安しかないからです。将来、私はこの仕事に就きたいと言っている同級生など、はっきり決まっていて、目指す場所が決まっていてかっこいいなと思います。私も、早くそんな仕事に出会いたいです。だから、もっと将来についてしっかり色々考えなければと思いました。そして、どの職業に関しても知識を身に付けて損をすることはあまりないと思うので、今から何事にも関心を持ち、色々学んで沢山のことを吸収していきたいと思いました。

私が将来どのような仕事をするかは、まだ分かりませんが、どんな仕事に就いても、仕事と生活の調和をしっかりし、苦労することもあるだろうけれど働くことの喜びや生きがいを感じることができたらいいなと思います。

はたらくということは、最初はお金を稼ぐとかそういうことが頭に浮かんだりしましたが、実際に訪問したり、様々な仕事をしている方々のお話しを聞いて考えが変わりました。

はたらくということは、経済的利益とかだけではなく、世の中のための活動であったり、表で働いている人だけでなく、陰で沢山の方々が支えてくれている人達もいて、様々な場所、場面で活躍していて、今私達が快適に暮らせることができ、本当にすごいことだと思いました。

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