【 努力賞 】
【テーマ:女性が輝ける働き方】
女性が輝ける働き方
東京都 中森由貴 22歳

小さいころからの私の夢は、母のような専業主婦になることでした。しかし、周りの友達たちと同じように就職活動をし、今では金融機関に勤めて約2年が経ちました。そんな今、小さいころからの専業主婦になるという夢は変わりつつあります。私の職場には、結婚してもなお正社員として働き、子育てと仕事を両立している人がたくさんいます。そんな方たちを見ていると尊敬する気持ちと同時になぜそこまで頑張れるのかという疑問が湧いてきました。

就職して2年が経ち、今では私にしかできない仕事があったり、後輩に指導をしたり、職場の方に頼られることも増えてきました。頼られることで少しずつ自分の仕事に自信を持てるようになりました。今の私の仕事は、窓口でお客様の対応をすることです。この2年間でお客様に名前・顔を覚えてもらうこと、声をかけてもらうことが増え、そんな小さなことがとても嬉しく、やりがいを感じられるようになりました。

また、金融にまつわる試験・資格がたくさんあります。金融機関で働く職員として、専門的な知識が必要になる為、これから先様々な試験・資格に挑戦していかなければなりません。試験・資格に挑戦することは、目に見えるスキルアップにつながります。努力して資格に合格したとき、資格で得た知識をいかせたとき、やりがいを感じました。

この2年間で仕事に対しやりがいを感じ始め、結婚し子どもがいても仕事を続けている人たちの気持ちが少しずつわかってきました。その人たちは仕事にやりがいと誇りを持って働いているということです。だからこそ、子育てで忙しいにも関わらず働き続けているのだと思います。最近では働く女性が増えたことにより産休や育児休暇などの制度を利用しやすい環境になり、女性が永く勤めることが出来るようになってきています。私が思う女性が輝ける働き方とは、仕事にやりがいと誇りを持ち、仕事と子育てを両立させ、永く働くことです。自分が輝けるように働き続けたいというのが今の私の夢です。

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