【 努力賞 】
【テーマ:私がやってみたい仕事・働き方】
私がやってみたい仕事・働き方
日本大学三島高校 小倉美輝 16歳

少子高齢化が進んでいる今、子供に関わる仕事につこうとする人は少ないと思う。しかし、私はあえてその仕事につきたいと思った。その理由は、ただ子供が好きだからだけではなく、現代は子供が少なくなっているというのに保育士や保育所がたりていない問題を聞いたからだ。女の人も仕事をする今の時代では、保育士や保育所の不足は大きな問題だ。そこで私は、子供に関する仕事につきたいと考えた。

子供に関わる仕事は多数あるが、特に保育関係が良いと思っている。子供は、保育所などだけではなく、その子供の家や自分の家を利用して預かることもできる。共働きの家庭だと保育所などに預けたいと思うのが普通だが、現実は保育所がたりなくて預かってもらえないときもある。というときに自分が役にたてたらなと思った。

保育士は、子供が一人も産まれなくなるまで仕事がなくなることはない。だから、安定した仕事だと思う。最近では、子供に暴力を振るったり、捨てたりする家庭や、貧しい家庭もある。そういう家庭に産まれた子が将来しっかりとした人になれるように、保育士として土台を造ってあげたいと思っている。

産まれた子供に罪はない。産まれてきた子供を救える人が救ってあげなければもっと少子高齢化は進んでしまう。今から努力すれば子供たちも増えるかもしれない。自分がお母さんに大事にされたように、自分も預かった子供をしっかりと預かれるような保育士になりたい。

保育士は、試験があったりして乗り越えなければならない壁があるが、自分の夢のためやこれからの社会、子供たちのことを考えたらそんなに高い壁ではないと思う。自分の夢をかなえるためならば、どんなことでも乗り越えられる。

これからもっと保育関係のことを知り、勉強をして、保育士に近づいていきたいと思う。この先、子供が産まれなくならないかぎり保育士という仕事はなくならないと思う。だから、どれだけ時間がかかってしまったとしても、保育士になることをあきらめずに努力していきたい。そのくらい保育士は魅力のある仕事だと思うし、やりがいもあると思う。

自分が幼いときに行っていた保育園の保育士さんみたいに自分もなれるように、これから保育士をめざしていきたいと思う。

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